ルカはよく、シャツのボタンが取れてしまったと言って
ミミの部屋にやってくるようになった。
ミミはその度に、お気に入りのボタンをルカのシャツに縫いつけた。
色も形もバラバラだった。
ルカはそれを、すごくオシャレだと言って笑った。
ミミはルカに恋をした。