diary 2005 前半


●8.25

ついに、この話を公開する時がやってきました。
正直、1年以上もこのネタ・・いや話を公開することを迷っていました。なぜならそれはあまりにもギリギリすぎる話だからです。人間として、女性として・・・まあ簡単に言えば放送コード的にギリギリだったからです。

あれは去年の6月のことでした。このサイトのdiaryでも、当時ちらっとそのことについて触れていました。2004年6月23日の日記です。

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6.23
更新が全く無いのに見に来てくださっている方、ありがとうございます、そしてすみません。
最近、体のとある部分に異常をきたしている為、病院に行っています。
頭のほうじゃありません。そっちはもう手後れなんで。
ここに書けるようになったら書こうと思います。
まあ、たいしたことではないと思います。
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これ。これです。
この時から1年と2ヶ月。ようやくここに真実を明かす決心がつきました。心の準備に14ヶ月も要したというか正直忘れかけてい・・・ゴホゴホッ! とにかくかなり衝撃的な内容であることは間違いありません。特に男性の方、軽く心臓まわりをたたいてから御覧になったほうがいいかもしれません。

去年の6月の前半から、何もしていないのに、私の体のとある部分にものすごい激痛が走るようになりました。最初は一日に2、3回、なんかちょっと痛いなあと思う程度だったのですが、日を追うごとにひどくなり、その痛みは30分に一度くらいのペースで襲ってきては1度痛くなりはじめると10分間くらい痛みが続き、あぶら汗をかくほどになってしまったのです。
これは何かおかしいと思い、社長に相談して会社を遅刻させてもらって病院に行くことになりました。でもひとくちに病院といっても、一体何科に行けばいいのか自分ではわかりませんでした。何故かといいますと、その痛む場所というのがものすごく微妙だったからです。
そう、ここだったのです。



どうですかこの放送コードギリギリ加減は!?(←どっちかっていうと著作権法的にな!)
ふつうに表現すると画的にあまりにもキワドすぎるので、私の白百合のようなイメージを壊さないように、今回はドラ●もんに友情出演していただきました。(友人だったのか!?)
でも本当になんでここ?って感じですよ。外傷はないから外科じゃないだろうし、位置が微妙すぎてどうも婦人科でもなさそうだし、ていうかここ何があるとこなんだ?どうやって説明すればいいんだ!?とドギマギしながら川崎にある大きな総合病院に行くことにしました。
とりあえずよくわからないから内科に診てもらおうと思い内科へ。順番が来て呼ばれて診察室に入ってみると運の悪いことに男性医師でした。

医師「佐藤さんね、今日はどうしましたか?」
ひろみ「えっと・・・あの・・・お腹の下のほうが痛くて・・・」
医師「お腹の下のほう?どのへん?」
ひろみ「・・・このへんです・・・」

おそるおそる指差す先を見て一瞬たじろぐ医師。

医師「・・・なるほど。(何がなるほどだ)・・・じゃ、とりあえず横になってみて。」

診察室のすみにあるベッドにあおむけに横たわる私。あやしく光る医師の眼鏡。(←気のせい)

医師「このへん?」

私のスカートをめくり下腹部を軽く押してくる医師。

ひろみ「もっと下です・・・」
医師「・・・このへん?」
ひろみ「もうちょっと下です・・・」
医師「えっ(動揺)こんな下なの?・・じゃ、ちょっと失礼・・・」
(どう失礼したかは御想像におまかせします)
ひろみ「そっ、そこです!」
医師「う〜ん・・・別に腫れてるわけじゃなさそうだなあ・・・正直、僕じゃよくわかんないから、婦人科行ってみたら?

触られ損・・・!!!

医師のくせによくわかんないとはどういうことだコノヤロー!正直すぎるんだよ!私がどんな思いで体をあずけたと思ってるの!?私のことなんてもうどうでもいいのね?バカバカ!この浮気者!!(ちがうだろ)

内科の医師に捨てられ、すごすごと内科を立ち去り、その足で婦人科へ。婦人科はものすごく混んでいて、医師は4人いるらしく順番で呼ばれていく。電光掲示板の名前を見ると、どうやら4人の医師のうち3人は女性医師、1人は男性医師らしい。こんなの絶対女性医師のほうがいいに決まってる。1/4の確率ならまあ大丈夫だろう。とタカをくくっていたのだが、日頃の行いの悪さを大発揮して見事に男性医師にぶちあたる。

医師「はい、佐藤さんね。今日はどうしたの?」
ひろみ「あのですね・・・下腹部のすごい下のほうに原因不明の痛みが・・・」
医師「ふーん。じゃ、とりあえず診てみよっか。おーい、準備たのむ。」

パタパタと早歩きで現れる看護婦さん。

看護婦「はい、ここ入ってください。」

看護婦さんにピンクのカーテンの中にいざなわれる私。
そこの中にはまたさらにカーテンがひかれている。そのカーテンが看護婦さんの手によってシャッと開け放たれる。その先にあらわれたものを見て、本気で腰を抜かしかける私。



初号機?
巨人兵?
アル?
←ハガレン弟。(絶対違う)
なに?なんなのこれ?何をする装置なの?


看護婦「じゃ、それに座って待っててください。」

これに座る?座るったって椅子にしては形が変だよ?この前方に伸びた両足のようなものは何?僕にこれに乗れっていうの?そんな見たことも聞いた事もないものに乗って戦うなんてできるわけ
がないじゃないか!「乗らないのなら帰れ」逃げちゃダメだ逃げちゃダ・・・はっ!すみませんまた暴走してしまいました。(もういい加減そのネタ古いよ・・・わかんない人スミマセン)
確かに指令のおっしゃる通り(誰だよ)乗らないのなら帰れって話しなので、ここは勇気をふりしぼって初号機におそるおそる座ってみることに。

看護婦「はい、ここに足のっけてくださいね。」

やっぱりか・・・やっぱりその左右前方に伸びたものに足をのっけるのですね・・・ん?ちょっとまってよ・・・これ見た目よりかなり上のほうにあるよ・・・左右にもこんなにひろがってるのかよ・・・うわぁ・・・このカッコ絶対放送できないよ・・(どこにするんだよ)

そうして放送ギリギリというか完全にアウト状態の私のそばに看護婦さんがツカツカと近寄り、今度はまた別のカーテンをシャッと閉める。驚いたことにそのカーテンは、ちょうど私のお腹の上あたりに来るようになっている。つまりそのカーテンが仕切りの役目となって私の上半身と下半身を隔て、目隠しになっているのだ。ていうか私だけが自分の下半身から向こうで行われることを見られなくて、向こうからは私の下半身のみが丸見えという状態だ。お互い顔を合わせなくて済むのはいいけど、なんかこれダマされてないか私?根本的に恥ずかしいのは変わんないぞ!?

看護婦「はい、佐藤さん、ラクにして力抜いてくださいね。・・・あらっ?」

何!?なんなの!?何に気付いたの!?

看護婦「佐藤さん、ダメですよ、パンツ脱いでないじゃないですか。

ええええ!!??パッ、パンツ!?聞いてないよ!あんた脱げなんて一言も言ってないじゃないですか!

ひろみ「えっ、す、すみません、今脱ぎま・・・」
看護婦「や、いいですよ、はいちょっと腰浮かして。

えっ、まさか、まさかアンタ!??

スポーン!!!

ひろみ「ギャーーーー!!!」


さとうひろみ26才(当時年令)、赤の他人の看護婦にパンツを脱がされ絶叫。

動揺もおさまらないまま、カーテンのむこうには男性医師登場。

医師「はーい、佐藤さん、ラクにしてくださいねー。力抜いて〜そうそう。」

・・・・ごめんなさい。この後行われたことについてはここには書けません・・・だって私は夢を描くイラストレーター・・・野に咲く一輪のヒナギク・・・神様おねがい、みんなにかかっている魔法をとかないで・・・(もう手後れだよっていうかそもそも魔法かかってないよ)

そんなめくるめく官能のせか・・・ゴフッ!ゲフン!!いや診察が進行している間、なにやらカーテンの向こうの下半身の世界では数人がざわざわと何かを話している。小声なのでよく聞き取れないけど、そういえばさっき診察室の隅の方に研修医らしき人が数人いたような・・・

医師「・・・ほらね、ここがこうなっているからね・・・そう。うん、ね、よく見て、そうだね、うん。」
研修医「はい・・・ああ、そうですね・・・なるほど・・・はい・・・」

コラコラコラコラ!!!人の体でちゃっかりお勉強してんじゃねーー!!!

もうお嫁にいけないよ・・・よごされちゃったよ・・・加持さん・・・(だからそのネタはもういいって!)

診察が終わり、初号機から降り、無事にパンツを取り戻し、再び最初の診察室に戻る私。

医師「ひと通り診たけど、特に異常は無いと思いますよ。婦人科ではもうこれ以上調べられないから、エコーとってみたら?

またたらいまわし!!
ひどいわ、ひどい男だわあなたって!あれだけ私の体をもてあそんでおいて・・・私とのことは遊びだったのね!?(仕事だよ)

うっすら涙ぐみながら婦人科を去り、重い足どりでエコー室へ。
エコーは割とすいていてすぐに診察室に通される。カーテンを開けるとまたもや医師は男性。

医師「はい、じゃ、あおむけに寝て洋服まくってお腹だしてくださいね。」

言われるがままに寝転がり、お腹を出すと、医師はなにやらあやしげなヌルヌルする生暖かい無色透明の液体ゼリーのようなものを私のお腹全体にボターっとたらしてくるではないですか。
なんだこりゃ、なんのプレイだこりゃ!?(ちがうよ!)そしてそのヌルヌルに機材を滑らせながらエコーをとっている。(知らない方のために:エコーとはよく妊婦さんのお腹にいる赤ちゃんを見るために使われている超音波検査のことです)エコーってすごいですね、リアルタイムで自分の体の中が見えちゃうんですから。
しかし、どうもこの医師には私が何を検査してほしいのかが伝わっていなかったらしく、胃とか腸とか、全然関係の無い臓器ばかりをとらえている。

ひろみ「あのぅ・・・私が調べてほしいのはもっと下のほうなんですけど・・・」
医師「えっ?そうなんですか?どのへんですか?子宮とか?」
ひろみ「いや、もっと下なんですけど・・・」
医師「えっ(動揺)子宮より下ですか?・・・こ、このへんですか?」
ひろみ「もうちょっと下なんですけど・・・」
医師「ええ〜〜下って・・・こ、こんなところなんですか?」
ひろみ「そこです・・・」
医師「や〜・・・ここって言われても・・・ここ骨しか無いですよ?
ひろみ「でも痛いんです・・・どうですか?何か見えませんか?」
医師「いや〜〜見えませんよ、何も無いんですから・・・

そりゃそうだわな。
なんだよもう・・・ヌルヌルさせられ損じゃないか!
医師も、おそらくエコーでそんなキワドいところまで撮ったことが無いと見えて、相当動揺・・・というより私のことが欲求不満の変態OLかなにかに見えたのか、それから私とは目も合わせてくれなかった・・・。誤解だよドクター・・・・。

1日に3人の男と関係を持ち(どんな関係だ)捨てられた私。
さとうひろみ26才の夏・・・大人の階段のぼっちゃった私はもうシンデレラではなくなったのかもしれない・・・

と、綺麗にまとまったところで(まとまってないよ!)この話は終わりです。あれから何度か病院に行きましたが、結局原因は不明のまま現在にいたります。今でも時々痛いのですが・・・でも原因がわからないから治しようもなく・・・なんなんでしょうね本当に。
ていうか長っ!1回のdiary最長記録なんじゃないの?我慢強く読んでくださった方、ありがとうございました。変な話で申し訳なかったです。でも一切フィクション無し、実際の人物・団体とおおいに関係ありまくりの実話です!



●8.21

昨日、突然高校1年の時の同級生に飲みに誘われて行ってきました。メンツは6人だったのですが、その中の2人とは会うのが卒業以来だったので約10年振り。すっごい懐かしかったです。みんなものすごい飲みまくり、すっかり酔っぱらって、夜中の12時近くだというのに携帯の電話帳に入っている高校の時の同級生にかたっぱしから「テレフォンショッキングです!今から来てくれるかな!?」などというものすごい迷惑電話をかけまくっていました。
居酒屋からバーにハシゴして、結局解散しようということになったのが朝の3時半。みんな地元なので自転車で来てたりしてそのまま帰れるのですが、私は実家じゃないので電車じゃないと帰れず、始発が動くまでどうしようかな〜と思っていたら目の前にマンガ喫茶があったので普通に「あ、私ここに寄ってく。じゃーまたね〜」と言ってお店に入ろうとしたら、メンツの中の男子2人が「お前マジかよ、すげぇな・・・」とドン引き。けっこう2人ともかっこいいタイプの男子なので多分彼等の脳内データの中には始発までの時間つぶしに午前3時半にひとりでマンガ喫茶に入る女というのは無かったのでしょう。まるで珍獣を見るかのような彼等の視線に「あっ、やっちゃったな」と思ったのですが、ま、いいや、と思って(いいんだ・・)彼等に背を向けてお店に入ろうとしたところを、私の名誉というか女としてのギリギリのラインを守ってくれようとしたのか、女子のRちゃんがガシッと私の腕をつかみ、「じゃあさ、カラオケ行こう、カラオケ!」とあわててフォローしてくれたのです。

ひろみ「えっ、いいよ。みんな疲れてるし、帰れるんだからみんな帰っていいよ。(心の声=えっ、いいよ。カラオケよりマンガ読みたいし。)」
Rちゃん「ううん、カラオケいこ!ね?みんなで行こうよ!」
ひろみ「や、ほんとに、いいって・・・悪いよ。(心の声=や、まじで、鋼の錬金術師読みたいし。)」(←最低)

あまりにも熱いRちゃんの友情に、結局始発が動くまでみんなカラオケにつきあってくれました。みんなありがとね。

それにしてもやっぱり女ひとりで漫喫ってダメなのかな?自分では全然普通だし、ここ数年で出来た私の友人はそんな私に慣れっこなので、ひさびさに世間一般のボーダーラインというものを感じて自分がちょっとズレていることを痛感。でもいいんだ。いつかきっと、一緒に漫喫に行ってくれる王子様があらわれるはず!(それ去年も言ってた・・・)

そんな私に、またもや会社のみんながすすめる王子様候補が登場しました。会社で、ランチをみんなで食べている時に、その話題になりました。

同僚Y「ひろみちゃんさー。●●会社のAさんと付き合えば?」
ひろみ「え?なんで?」
同僚Y「だってAさんも最近ひとり暮らし始めたらしいし、ひろみちゃん家から近いよ」
上司K「Aさんいい人だよ〜ひろみちゃんにぴったりだよ。」
ひろみ「え〜・・・でもぉ〜・・・」
上司K「Aさんのどこが気に入らないの?」
ひろみ「や、気に入らないっていうんじゃないですよ、いい人だと思いますよ。でも一緒にいても会話が続かないっていうか・・・むこう全然しゃべんないんですよー。」
上司K「ひろみちゃんがしゃべり過ぎなんだよ。
上司M「ひろみちゃんの悪い癖はね〜ボケもつっこみも自分でやって、話しに全部オチまでつけるってところなんだよね〜」
上司K「べつにね、男女の会話に、笑いは必要ないんだよ?」
ひろみ「ええっっ!?必要ですよ!笑わせてナンボの世界ですよ!」(どこの世界だよ)
上司K「別にひろみちゃんはお笑い芸人じゃないでしょ?私が言いたいのはね、自分がしゃべるんじゃなくて相手から話しを引き出して、ちゃんと会話のキャッチボールをしなさいってことなの。」
ひろみ「えーーAさんとじゃ無理ですよ!本当にしゃべるのが苦手みたいなんですよAさんて!」
上司K「せっかくひろみちゃん、ひとり暮らしはじめたのにね・・・なかなかうまくいかないね。」
ひろみ「ひとり暮らしは大満喫中なんですけどねー。」
同僚Y「どのへんが満喫中なの?」
ひろみ「うーん、まあ基本的に?」
上司K「は!?」
ひろみ「実家の時より、でいる時間が増えましたね。お風呂上がりとか。」
同僚Y「やだー!外からのぞかれてたら大変じゃん!」
ひろみ「あー多分大丈夫だと思いますよ。遮光カーテンのほうは全開ですけど、薄いレースカーテンは閉めてますから。それ、東急のカタログショッピングで買ったカーテンなんですけどすごいんですよ!内側からは外が見えるんですけど、外側からは中が見えないマジックミラーみたいな構造のレースカーテンなんです!
上司M「えー、そんなのあるの?」
ひろみ「あるんですよ〜〜まあ実際外から見てみたことないのでどれくらい見えて無いかわかんないんですけど。ていうかもし間違えて逆に取り付けてたら丸見えですよね。あははは。」
上司K「・・・それ確認したほうがいいよ・・・」
上司M「いっそ逆につけて都内有名のぞき見スポットのひとつになればいいじゃん。24時間カメラ設置して、着エロ配信しちゃえばいいじゃん〜」
同僚Y「ひろみちゃん、ネットアイドルだね!」

・・・私の王子様は一体どこにいるのでしょう・・・



●8.18



ジャーン!(←死語)さとうひろみのラフスケッチ本邦初公開!(今「ほんぽうはつこうかい」で変換したら「奔放初航海」って出たよ・・・なんかやけに楽しそう。海賊王にオレはなる!って感じ?(知らないよ))
これは今回の扉絵のラフスケッチです。汚いですね。まだこれは綺麗な方ですが。絵が完成するまでのメイキングとかに興味ある方っていらっしゃいますか?もし希望があればやってみようかなと思っています。

夏休みって素晴らしいね・・・本当に・・・明日の心配をすることなく思う存分夜更かししながら絵が描けるなんて・・・幸せすぎて泣きそう。

夏休み前半を利用して、大阪にある司馬遼太郎記念館に行ってきました。私がどれくらい司馬遼太郎ファンかというと、数年前に「坂の上の雲」全8巻の7巻目で挫折したっきり何も読んでいないくらいの、ファンの風上にも置けないというかまあ要するに全然ファンではないのですが、「竜馬がゆく」を読んで無いくせに自分は大ファンだと豪語する母のお供で行ってきました。
感想は、行ってよかったな、と思いました。司馬遼太郎さんの本をほとんど読んだことがないので、そういった意味での感動は無かったのですが、執筆の資料として毎回おびただしい数の本を読んだという司馬遼太郎さんの書斎の本は2万冊にもおよんだといい、それがずらりと天井までうずたかく積まれた資料館には本当に圧倒されました。作品づくりに対するその姿勢に、頭をガーンと殴られたような気がしました。
私もやるぞ。

その足で毎年顔を出している広島の母の実家にも行きました。中1になる姪が、じ〜っと顔をみつめてくるので何かと思ったら「ひろ姉、なんだかホクロが増えたような〜」と言われました。そりゃシミっていうんだよお嬢ちゃん。この歳になるとニキビも「吹き出物」という呼び方に変わるんだよ・・・出世魚みたいなものだね。(ちがうよ)

うわっ、外が明るくなってきた。今日はこのへんで・・・



●7.26

職業病だと思うのですが、私は半端じゃない背中痛持ちです。
仕事を始めた頃(5年前)からず〜〜っと、疲れてくると背中の右側が、どんなに強く押されても全く感覚が無いほどひどい凝りになってしまうという症状に、常々なやまされています。
整体師である兄に治してもらおうとしても「お前に触ると負のパワーが俺に移る」というワケのわからない理由をつけられてなかなか治療してくれません。
最近、出張続きだったり、休日出勤も重なって、もうこのままでは本当に死んでしまうと思った私はついに禁断のアイテムに手を出してしまいました。

その名も「ドイツ生まれのひとり指圧器・ツボき〜く」



ドイツ生まれなのに何故「ツボき〜く」という超日本的なネーミングなのかはさておき、これはすごい。本当になかなか上手くツボをついてくれます。
東急ハンズに買いにいったのですが、売り場にはツボグッズがたくさんあり、どれにしようかひとりでグリグリと色々な商品で試していたところ、若い男の子達(たぶん24〜25才くらい)3人連れが私の後ろを通りすがったので、こんな商品を試してるのってオバサンくさくて恥ずかしいなあ・・・早くどっか行ってくれないかなあ・・・と思いながらグリグリやっていたら、彼らは「あ、これ、うちの係長のデスクにあるよね」と言い捨てて去っていきました・・・。
でも背中の痛みがピークだった私には、もうそんなことどうでもいいのです。係長とおそろいだろうが、田舎のおばあちゃん家に同じようなものがあろうが、今買わなきゃいつ買うんですか?!買いますよそりゃ。buy nowですよ。(←使うところが違う)
というわけで、色々試した結果、一番しっくりきたのがこの「ツボき〜く」だったので、購入を決意したのですが、他の商品とくらべてなんだか異常にレトロなパッケージ。ドイツっぽさを前面に押し出した風に鉛筆描きの女性のイラストが入っている。



何故下着姿??
一瞬ひるんだ私でしたが、しかしこの女性の恍惚の表情にはこの商品の素晴らしさが如何なく表現されているはず、と、気を取り直してレジへ・・・並んだ瞬間、私の後ろに若い男性が並んできたのです。ちらっと振り返ると、さっきの3人組ではないですか!!うわっ!なんでよりによってここに並ぶんだよ〜〜!と猛烈に恥ずかしかったのですが、もう今さら後には引けないのでせめてこの下着姿のイラストだけでも隠そうと思い、裏返しでレジに出した瞬間、悲劇は起こりました。



なんで全裸なんだよ!!


最悪だ・・・オモテよりグレードアップしてるよ・・・見えちゃいけないとこまで見えてるよ・・・しかもよく見たらイラストの右下に走り書きで「TSUBO-KEYCK」ってサイン入ってるよ・・・絶対描いた人ドイツ人じゃないよ・・・日本人だよ・・・

そんな恥をかきながらどうにか手に入れた「ツボき〜く」を会社に持っていって毎日グリグリしています。最初は会社のみんなにバカにされていましたが、なにげにみんな気になっているようで、時々勝手にツボき〜くをグリグリためしているようです。本当にいいですよ、これ。会社用と家用に欲しいのであと1本買おうかなと思ってます。


●7.9

久々に生命の危険を感じています。
労働基準法って何?どこにどのように適用されてるの?違反は誰がどうやって取り締まってるの?誰か私を逮捕してください!!と考えずにはいられないほど働いています。(ふつう経営者が逮捕されるんだろうけど)
先月中旬から出張でニューヨーク→マーサズビニヤードへ2週間、そして今月頭に帰ってきてわずか1週間で明後日からはまた出張でサンディエゴに1週間行ってきます。もう時差ボケで何がなんだかわかりません。先週1週間は出張のせいで仕事の量が倍増していて毎日12時過ぎまで会社に缶詰め状態でした。
会社の先輩からは「これは罪をつぐなうための苦行なんだろうね〜前世でよっぽど悪いことしたんだろうね〜」という、なぐさめなのか追い討ちなのかよくわからないことを言われている今日この頃です。某韓国有名女優のように過労で入院の日も近いでしょう。

そのニューヨークに出張した時の話しなのですが、出張前に片付けなければいけない仕事のせいで会社を出たのが午前3時。タクシーで帰り、おおまかに荷造りをして午前4時。飛行機の時間は午前11時発なので空港に9時までに着かなければならず、そうなると家を出るのは6時50分頃。朝お風呂に入って、荷造りの仕上げをして、2週間も家をあけるから冷蔵庫のナマモノを片付けたり家の掃除もしなきゃな〜それなら5時半ころ起きればいいから1時間半くらい眠れるな・・・と思いながらいつの間にか眠りに落ちていたのです。今思えば、たかが1時間半の睡眠くらい、飛行機の中で眠ればよかったんです。でもダメでした。疲労が極限まできていた私のまぶたはそれ以上開いていることを拒否していました。っていうか例えまぶたを上下からおさえつけられていたとしても白目むきながら眠ったことでしょう。(恐いよ!)いや、本当の恐怖が襲ってきたのは、次に私がまぶたを開いた時でした。
ピピピッ ピピピッ
メールの着信音で私は目をあけました。誰からだろう・・・とねぼけながらメールを開くと、今回の出張に同行する同僚のYからのメッセージが。

『ごめ〜ん!電車に乗り遅れちゃった!15分くらい遅れる! >_<;』

ふ〜ん・・・Yは遅れるのか・・・そうか・・・ところで今何時?5:30に起きる予定だったけど・・・。メールを閉じて現れた、携帯の液晶に大きく衝撃の時間表示が。

7:35

? あれ?
なんだっけ。今日は何をするんだっけ? ていうかここどこ?(←混乱)

うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!

今日は出張の日だよ!ここはまだ家だよ!2時間寝坊したんだよ!!どうする?どうする!?夢だったと思ってもう一回寝ちゃう?ダメだ学校さぼるのとワケが違うんだよ、飛行機乗るんだよ!乗り遅れたら飛行機代数十万円が無駄になるんだよ!落ち着け、とりあえず落ち着けひろみ。考えよう。7:35?成田エクスプレスに乗るためには7:40に品川にいないといけないのに!今この状態で家飛び出ても余裕で間に合わないよ!ドラマみたいに飛行場までタクシーで行っちゃう!?いや渋滞に巻き込まれたら絶対電車で行くより遅くなるな。ていうか荷造り終わってないじゃん!とりあえず荷物をつめよう。顔だけ洗ってノーメイク!冷蔵庫のナマモノも腐るなら腐っちまえ!と男らしい決断を次々に下して家を飛び出したのが7:55。追い討ちをかけるように空からは雨。雨の中スーツケースを引きずりながら、ふと財布の中身が100円以下ということ気付き(小学生かよ!)、このままじゃ電車にも乗れないので駅前のATMでお金をおろし、どうにか品川に着いたのが8:45。次の成田エクスプレスの発車時間は8:49。チケットを買う時間など無い。「乗車券・特急券をお持ちでないお客さまは御乗車になれません〜」という構内アナウンスは聞こえないふりをして成田エクスプレスに飛び乗り、とりあえず車両と車両のつなぎ目の乗降場所のスペースにうずくまる。Yに「どうしよう!思いっきり寝坊しちゃった!空港に着くのが10時ジャスト予定」とメールを打つと、Yから「わかった。空港の人になんとか話してみる」と返信が。飛行機によく乗る方なら御存知かと思いますが、国際線の飛行機に乗る時は、搭乗時間の2時間前に空港に到着するのが原則です。チェックイン、荷物チェック、出国審査などにいちいち行列しなければならないので、空港が混んでいる時には本当にこれくらい時間がかかります。11時発の飛行機に乗るのに空港に着くのが10時。幼い頃より遅刻グセが直らず、遅刻王と呼ばれるにふさわしい行動を次々に起こしてきた私ではありますが、さすがに飛行機に乗り遅れたらシャレになりません。もう全てをYにゆだねるしかありません。すまんY!がんばってくれ!!頼む!と祈っているところに「お客さん。乗車券は?」と私の前に立ちはだかる成田エクスプレスの車掌さんの姿が。「あのぅ・・・買う時間が無くてぇ・・・持ってません・・・」と、できるだけしおらしく、捨てられた子猫のようにすがるような涙目でうったえかけてみたのですが「はい、3110円ね。あと席ないから座らないで。」とスパッと切り捨てられ、1時間10分に渡る乗車時間すべてを乗降場所のスペースでうずくまって過ごしました。

そして10時。ついに成田空港第2ターミナルに到着。ダッシュで空港に乗り込み、エスカレーターもスーツケースをかかえながら駆け上がる。Yから「Aの93カウンターに来て」と携帯にメッセージが入り猛ダッシュでカウンターへ行くとYの姿が。「ひろみちゃん!!こっち!早く!」カウンターには2人の女性係員が。
係員A「佐藤さんですね、よかったです10時に間に合って。搭乗時間から1時間以内を超える遅刻の場合はお助けできなかったかもしれません
係員B「さきほど佐藤様の携帯にお電話してしまいましたが、お出にならなかったのでもうダメかと思いました。
係員A「さあ、とにかくこちらへ。」
2人の係員に連れられ、荷物チェックのために行列している100人ほどの人を横目に駆け足ですべてスルーし「例のお客さまです」という一言で割り込みで荷物チェック。すげぇ。VIP扱いだ私。ヨン様並みだ。(←意味不明)全てのチェックをVIP扱いでスルー。通常なら1時間かかるところをわずか5分でパス。あとは出国審査を残すのみとなったところで係員2人が「私たちができるのはここまでです。それではお気をつけて行ってらっしゃいませ。」と深々と頭を下げる。おお・・・賢者と魔法使いよ・・・勇者は行ってまいるぞ。(←違う)あまりにも手回しがよかったので免税店に寄る時間もあったりして、Yは「これだったら最悪搭乗30分前までだったら遅刻しても大丈夫だね。」と不謹慎きわまりないことを言っていましたが、大勢の人に多大なる御迷惑をかけますので良い子のみなさんはやめておきましょうね!(お前が一番気をつけろ!)
今回の出張はみんな行く日がバラバラだったので、同じ飛行機で出発したのはYだけだったのですが、会社のみんなにはこの話がまたたくまに広まり、「ひろみちゃんの遅刻って、だんだんダイナミックになっていくね。」「ついに成田空港を動かしましたね。」などと噂されていたそうです。本当に反省してます・・・成田空港の係員さんすみませんでした・・・そして手際よく手回ししてくれていたY、ありがとう!!

そして無事ニューヨークJFK行きの飛行機に乗り込んだ私とYでしたが、さらに悪夢は続いたのです。運の悪いことに私とYの座席の後ろは2〜3才かと思われる男子幼児。「こわいよぉ〜!ひこーきこわいよぉ〜!!うぇぇ〜うぇぇ〜!!」と大音量で泣き叫んでいるではないですか。電車とかで泣き叫んでいるなら私も「こわくないよ〜よしよし。名前なんていうの?なんさい?アンパンマンの絵描いてあげよっか?」などと対応してあげたかもしれません。(しないけど。)(←しないのかよ!)しかしYも私も最近ずっと深夜まで働き、この日はほとんど寝ていずに疲れはピーク。その状態でこの飛行機という密室で真後ろで大音量で騒がれては普段できる我慢もできるはずありません。ニューヨークまでは13時間以上かかるので、この先ずっとこれかと思うと本当に運の悪さを呪うしかありません。「注意していい?ねえ、注意していい?」と舌打ちをしながら何度も言ってくるYに「我慢しよう。次騒いだら言おう?」となだめる私。「親は一体どういうしつけしてんだ」とブツブツYが聞こえよがしに言っていると、男の子の隣に座っていた両親がようやく男の子をなだめはじめた。

母親「トモく〜ん、恐くないよ〜。飛行機全然こわくないよ〜」
父親「トモく〜ん、(パラパラと週刊誌のページをめくる音)ほらほら〜叶姉妹だよ〜、ボヨ〜ン、ボヨヨ〜ン

何を子供に見せてるんだお父さん!!

しかもトモくん泣き止んだよ!!

すごいな・・・最近はこうやって子供を教育してるんですね・・・驚きました・・・

次の出張ではどんなことが起きるのでしょう。とりあえず遅刻だけはしないように頑張ります!!

***
久々に新作をgalleryにアップしました。和風絵です。夜に感じる風は、こんな感じ。


●6.5

テレビを見ながら豆乳シチューを作っていたら3回ふきこぼしてコンロの奥のガス配線まで掃除するハメになり、怒りのあまりその次の日に豆乳シチューのレシピを教えてくれた会社の後輩のMちゃんにからんでいたら(←逆恨み)それを見ていたS先輩に「ていうか1回ふきこぼした時点で学習しようよ」と痛いところをつっこまれたので、誰も見ていない時に後輩Mちゃんのボディーにフックを入れたら逆にアゴにストレートパンチをくらい返り討ちにあったさとうひろみです、こんばんは。今後の課題は後輩にどう先輩の威厳をたたきこむかだと思っている今日この頃です。
だってシチュー作ってる時にやってた鉄腕DASHに私の田舎が出てたんだもん・・・そりゃ3回ふきこぼしますよね。(火とめろよ)

と、さりげなくアピールしてみましたが、何人の方がお気付きでしょう?
white-eggs常連さんならもうおわかりですよね。
そう、さとうひろみの最大のチャームポイントといえば『料理ができない世間知らずな私』だったはずなのです。「や〜ん、包丁こわい〜★火もこわい〜★」「はっはっは〜ひろみは本当に弱虫だなあ〜。僕が料理つくってあげるよ〜」「ありがとうアナタ〜ん★洗いものは私がやるね★」「はっはっは〜ひろみ〜ほっぺに泡がついてるゾ★」「きゃっ★やだ〜★チャーミーグリ〜ンを使うと〜♪」「手をつなぎたく〜な〜る〜♪」
なーんていう新婚夫婦を夢見てた男性諸君!(いねーよ!)料理できるようになっちゃって本当にすみません!
ひとり暮らしを始めてから、私は変わりました。今まで全くやっていなかった分を取り戻すかのようにバリバリお料理しています。会社には毎日お弁当を作って持っていっています。いったいどうしちゃったんでしょう私。何か見えない神の力がはたらいている気がします。ひょっとして私、もうすぐ結婚しちゃんでしょうか?自分が恐いです・・・。マリッジブルーかな・・・。(違う)

さて!大好評連載中の「女の子のシークレット・ブック 〜そっと教えちゃう 可愛いレディになる方法〜」の時間がやってまいりました!(なんかユリオカ超特Qみたいだな)
今日のレッスンは「さりげない愛のラ・ラ・バイ大研究」のコーナーより抜粋してみました。

〜〜〜〜〜

★デート中、トイレに行きたくなったら、彼にどう言って席をたつ?

(1)シャングリラに行ってくるワ!
・・・シャングリラは理想郷が本当の意味。トイレのこともさすノダ。英語の辞書をひいてみよう!

(2)早稲田大学に行ってくるわワ!
・・・早稲田大学=WC

(3)テープレコーダーに行ってくるワ!
・・・テープレコーダー=音入れ=おトイレ

こう言って、彼が不思議そうな顔をしたら、小声で耳打ちすればOKヨ!(←意味ねぇ!!)

〜〜〜〜〜

今回のレッスン、お役に立ちましたでしょうか?
是非、デートの時に実践してみてくださいね!!



●5.5

こんにちは〜。先日フラッとひとりで映画館に行き、うっかり「名探偵コナン・水平線上の陰謀」を観てしまったさとうひろみです。皆様はGWいかがお過ごしでしょうか。
友人に言ったら「は!?なんで!?コナン!?しかもひとりで!?」と本気で引かれてしまいました。が、なんでと聞かれても「好きだから」としか答えようがない。コナン、面白いのに・・・あんなによくできたアニメはここ数年ないよ・・・。映画館は大盛況でしたが家族連れやカップルがほとんどで、さすがに女ひとりで観に来てる人は私だけでした。子供達に混ざって笑ったり泣いたりしてとっても楽しかったです。次の休みは「世にも不幸せな物語」を観に行こうと思います。

さて・・・今日はついに、数カ月間あたため続けたというかすっかり忘れ去っていたお話をさせていただきたいと思います。
あれは去年の夏。忘れもしない2004年8月15日、私はある本と出会いました。私の実家のマンションのロビーには、マンションの住人達が、自分で読まなくなった本を置いたり、置かれている本を自由に持ち帰っていいという画期的な本棚が設置されていました。その夜は、ちょうど地元の花火大会があった日で、若干のアルコールと花火のおかげでテンションのあがっていた私は、友人とともに何故かその本棚の前にフラフラと立ちはだかり、おもむろに本の物色を始めたのです。正直、あまり良い本が無いので普段この本棚を利用することはほとんど無く、3年程前に吉村作治氏の「エジプト考古学入門」をちょうだいした以来のことでした。
何か面白そうな本ないかな〜と軽い気持ちで本棚をながめていた私の目に、カバーが取れた丸裸状態の、えらく年季の入った黄ばんだ背表紙が飛び込んできたのです。あれだけのおびただしい数の本の中から、どうしてその本が目についたのかはいまだにわかりません。私はその本に呼ばれたような気がしました。私とその本は、宇宙の中で引き寄せあう運命にあったのだ、と今になってそう思います。その本の背表紙には、こうタイトルがきざまれていました。

女の子のシークレット・ブック 〜そっと教えちゃう 可愛いレディになる方法〜」

来た。
これは来た。
これは久々に大物の手ごたえだ。私にはわかります。笑いの「気」をビシバシ感じます。父さん、近いです!!(←鬼太郎)

まず発行年と確認するとなんと1978年。私が生まれた年じゃないですか。27年前の本だよ・・・そりゃ汚くもなるわなと、おそるおそるシミだらけのページをめくると、まず前書きがある。

「明るい陽ざし。その陽ざしに光るプール。風が送ってくるメロンの香りに似た水のにおい。・・・」

27年前のものとは思えないくらいフレッシュな文体。続いて目次。

★ぜひ知っておきたい男の子のシークレット
★彼をダウンさせちゃうデート・テクニック
★シークレット・テレフォン&レター
スーパーレディ大全科

・・・・なんだかすごいことになってきました!!とりあえず「彼をダウンさせちゃうデート・テクニック」のページに進むとまず最初のコーナーが。

「アテンション・プリーズ『デート出発5分前身だしなみチェック』

おお、何故スチュワーデス風なのかはよくわからないが、このコーナーはは役に立ちそうだ。

「どんなにオシャレしていても、ホッペタにおべんとうつけてたらドッチラケ。笑われないレディになるには、出発前の5分間が勝負。心をおちつかせてさあチェック!」

どっ、どっ、ドッチラケ・・・・!!!27年前万歳!!
ていうか出発前の5分間が勝負ってギリギリすぎるよ。もっと余裕もってチェックさせてくれよ。

★まずは持ち物チェック!
・ハッカ味のガム。ふたりの会話をさわやかに・・・
・ハンカチ3枚。彼に貸してあげることを考えて余分に!(←多すぎるよ!)
・さいふ、と、その中身。(←そこまで言われなくてもわかるよ!)

★つづいて身だしなみチェック!
フケに御用心!前日にシャンプーするのが理想。それでもフケが出たら、黒・紺などフケの目立ちやすい洋服はさけよう!(←解決してないよ!)
ひげ、鼻毛は伸びてない?この際抜いてる余裕はない。(←そりゃ5分前じゃな!)あわててケガなどしないよう注意して切ろう。

・・・ものすごい的確なアドバイスが連発してますが、こんなもんじゃありません。続いてのコーナーは「彼に手をつないでもらっちゃう方法」。これは是非伝授していただきたい!!

★手の大きさのくらべっこをする。 手相を見るのもいい。
オチャラカホイをしよう。
★メチャクチャ人の多いところへ行こう。
足場の悪いところへ行こう。岩場、工事中の道路、木の上など。(危ないよ!!)

すごいですね。これは本当に実践で使える作戦ですね!みなさん是非デートの際にはお役立ていただければ幸いです!
だいぶ長くなってきたので、今日はこのへんで。まだまだ見どころ満載すぎてとても書ききれません。この本のネタはシリーズ化しましょう。次回もお楽しみに!!

ハァ、GWも終わってしまった・・・明日から仕事、がんばろう!



●4.10

ようやくリニューアルできました〜前のも気に入っていたのですが、ちょっとこれからの季節にはあわないので・・・やっぱりwhite-eggsは白がよく似合います!
リニューアル作業中に昔のdiaryにハマってしまい余計な時間がかかってしまいました。なんていうか本棚の整理をしててちょっとだけのつもりでページをめくってうっかり全30巻くらいのマンガを読破してしまうあの感覚?(知るか)自分で書いたものなのですが真夜中に爆笑してました。昔の自分のテンションの高さにびびった。若いって素晴らしい。昔にくらべて最近はちょっと守りに入ってる気がするのでガンガンテンションあげてかないと!

さて、突然ですが、4月10日。今日が何の日かわかりますか?ヨットの日、駅弁の日、というのは有名な話ですが(そうか?)そう、今日は私が挿絵を描かせていただいた本「今のわたしを好きになる本」の発売日です!すっごくかわいい本に仕上がっているので是非是非、書店にてお手にとっていただけると嬉しいです。そして数冊を書店で一番目立つところに移動させ、そのうち1冊をレジに持っていき、帰りの電車の中でまわりに聞こえるように音読し、さらに帰り道で好みのタイプの異性とすれ違いざまにうっかり本を落として「これ、落としましたよ」「あっ、ありがとうございます・・・」「すごく素敵な本ですね。でもあなたも本に負けないくらい素敵だ。」「きゃっ、そんなっ・・・」「よかったら一緒に読ませてもらえませんか?」なーんていうラブロマンスにまで発展させていただけたら嬉しいです!(できるか)

linkに2件追加です。
HALORGANON」私の好み内角直球低めスライダー、見逃しの3振バッターアウト!のイラストサイトさんです。(よくわかんないよ!)とにかく好みです!特に少年絵には大量発汗を禁じ得ません。
mignolo mignola」会社の先輩の妹さんが主宰されている千葉にあるお料理教室のサイトです。イタリアで料理修行を積み、辻クッキング銀座校の元講師という本格派。千葉近郊の方は是非受講されてみてはいかがでしょうか!?

topでも書きましたが、4/8〜4/10のPM3時までの間に送信されたinfo@white-eggs宛のメールがサーバのパンクのために消去されてしまいました。もしこの期間内におくられた方がいらっしゃいましたらお手数ですが再度お送りいただけますでしょうか。よろしくお願いします!

さ〜て、自転車で買い物ついでにお花見でもしてくるか・・・。


●4.4

ついにマリモが我が家にやってきました!!
無性にマリモが欲しくなって約2週間。ことあるごとに同僚Mとの会話のところどころに「マリモ欲しいなぁ」とつぶやくサブリミナル作戦が功を奏したのかついにMの口から「・・・引っ越し祝いにマリモ買ってあげるよ(←やつれた表情で)」という言葉が!
マリモといえば北海道の阿寒湖だがさすがにそこまでは行けないので、東急ハンズにマリモが売っているという噂を聞き付けMとふたりハンズへ。

ひろみ「どこのフロアに売ってるのかな?やっぱりペットグッズ売り場かな?」
M「パーティーグッズ売り場じゃない?
ひろみ「えー!それは無いでしょ!?マリモを何だと思ってるのよ!生き物よ?」
M「じゃー植物売ってるところじゃないの?園芸のフロア行ってみようか。」

園芸のフロアに来たものの、観葉植物ばかりでマリモの気配がない。
レジにいた女性店員に聞いてみることに。

ひろみ「あの〜マリモってありますか?」
店員「はっ?マリモ・・・って・・生きてるマリモのことですか?

当たり前だろう!!死んでるマリモっていったいそれは何!?

ひろみ「・・・はい、生きてるマリモです。」
店員「し、少々お待ちください。」

他のフロアに内線で問い合わせる店員さん。どうやら1階のCフロアで売っているらしいことが判明し、現場へ急ぐMと私。
1階のCフロアに足を踏み入れるとどこからともなく聞こえてくるのはマツケンサンバの陽気なリズム。目の前にはギター侍の着物セット。

ひろみ「・・・・ねえ、ここって・・・」
M「ホラ、やっぱりパーティーグッズじゃん」

何故!?何故マリモがパーティーグッズに!?生き物なのに!天然記念物なのに!
パーティーグッズ売り場で売られているマリモの哀しみを思って切なさで胸はちきれんばかりの私をよそに、Mはふとどきにもマリモとは全く無関係の商品に心奪われている。

M「ねえこれ見てみて!!『目玉のおやじ汁』だって〜〜!」
ひろみ「えっ!!なにそれ!飲み物なの??」

それは一面におびただしい数の妖怪、そして中央にどーんとおわんのお風呂で汗をダクダクかいている目玉のおやじの姿が、アニメタッチではなく水木しげる先生の緻密なタッチでおどろおどろしく描かれたジュースの缶。

M「清涼飲料水って書いてある」
ひろみ「うわぁ・・・そんな爽やかなもんに見えない・・・」
M「ゆず味なんだ。ビタミンCも入ってるよ」
ひろみ「とにかくマリモさがそうよ〜・・・」

そしてついにマリモ発見!ビンの形にバリエーションが5種類ほどあるが、中にいるマリモはどれも大差なさそうだ。マリモが2個仲良く並んで入っている丸いビンのものが気に入り値段を見ると820円。なかなかお手ごろ価格。そして中にはマリモの育て方が書いてある紙が入っている。表には大きく『マリモは生きています』と書かれている。うんうん、そうだよね、生きてるんだよね、みんなみんな生きているんだ友だちなんだよね!!と感激しながら紙を裏返すと、そこに書いてあった内容に私は度胆を抜かれた。

「マリモが型くずれした場合は手で丸めてください。

かっ、型くずれ!?? しかも、手で丸めろと!?

生きてるんだよね?生き物だって言ったよね?みんなみんな生きているんだ友だちなんだよね?友だちが型くずれ?友だちを手で丸める?
ショックのあまり思考が混乱している私をよそに、マリモと、なぜか目玉のおやじ汁をレジに持っていってプレゼント用にラッピングしてもらっているM。私は放心状態でレジの近くにあるテレビモニターで流れている、マツケン本人は1秒も出て来ずに振り付けのおじさんがただひたすらダンスをレクチャーしてくれるマツケンサンバのダンスDVDをながめていた。

そんなこんなで我が家にマリモがやってきました!やっぱりかわいいですマリモ。さっそく水を変えた時にちょっとさわってみたのですが、ふわふわしてるのかと思ったら案外固くてごわごわしてるんですね。なんだか不思議な生き物です。名前をつけてあげようと思い、私がネーミングの師匠とあおぐ、会社のS先輩に名付け親になっていただくことに。

ひろみ「私のマリモちゃんたちに名前つけてください!」
S先輩「え〜〜どんな感じなの?そのマリモ」
ひろみ「ひとりはふつうの丸い感じで、ひとりはちょっとねぐせがついたみたいな感じです」
S先輩「ふ〜ん・・・まつげとまゆげってのはどう?」
ひろみ「えっ・・・ま、まゆげ・・・ですか・・・」
S先輩「それか〜スネ毛?
ひろみ「ええっっ!?」
S先輩「じゃなかったら〜〜胸毛?
ひろみ「・・・毛から離れていただくことはできませんかね・・・」
S先輩「じゃあ〜・・あっ!!丸い方は『ホクロ』でねぐせみたいな方は『ホクロ毛』にしなよ!」
ひろみ「先輩!!それ、最高ですね!!!」(←気に入っちゃったのかよ!)

というわけで、我が家のマリモちゃんたちは、ホクロちゃんとホクロ毛ちゃんと呼ぶことになりました!毎日癒されたいと思います。

ちなみに、目玉のおやじ汁はふつうのゆず味ジュースでした。

M、いろいろありがとう〜!



●3.31

こんにちは!
荒れ地の魔女に魔法をかけられておばあさんにされてしまい、美青年の魔法使いと恋に落ちてる間にうっかり2ヶ月サイトを放置してしまったさとうひろみです。桜のつぼみもふくらみはじめた今日この頃、みなさまお元気でいらっしゃいますでしょうか。

3月といえば別れの季節。そう、私、ついに過去に別れを告げ、新しい世界へと旅立ちました。
何を思ったのか、突然ひとり暮らしを始めました。
事の始まりは去年の11月頃でした。会社の引っ越しがこのころにあったのですが、その際に、社長の旦那さんであり、うちの会社の唯一の男性社員であるMさん(←アメリカ国籍・日本語が少し苦手)が、とある風水の先生に、社員の席割りを相談していて、そのついでに私のことも相談してくれていたのです。

Mさん「ロ〜ムス、(←Mさんが付けた私のアダ名。意味不明)さっき、風水の先生にロ〜ムスのこと相談したんだけどネ〜」
ひろみ「えっ、私の?何の相談ですか?」
Mさん「ロ〜ムスは〜全然彼氏できないダヨネェ〜どうしたらいいか聞いてみたんだけどぉ〜」
ひろみ(←ちょっとカチンときつつ興味津々)「な、なんだって言ってました!?」
Mさん「実家に住んでるのがダメだって〜
ひろみ「・・・それ風水じゃなくてただの人生アドバイスじゃないですか。」
Mさん「とにかく〜ひとり暮らしすれば〜部屋に男のひと呼べるデスヨネ〜」
ひろみ「・・・Mさん・・・私・・・き、教会の鐘が・・・」
Mさん「聞こえちゃうネ〜〜

というわけでまんまとMさんの口車に乗せられ、会社の人たちに「私、ひとり暮らしします!」と宣言したところ、社長からは棚、上司Kさんからはテーブル、上司Sさんからは炊飯器をもらうことになり、すっかり後に引けなくなった私は2005年3月、ついにひとり暮らしを決行したのです。(と、書くとよこしまな心100%で引っ越したのかと思われそうなので一応書き加えておきますが、2004年はなんとなく自分の中では色々なことが停滞の年だったので、もっと先に進むためにはどうしたらいいか少し悩んでいるところでした。思いきって環境を変えてみたら、なにかがきっと変わるに違いない、と思って引っ越しを決心しました。)

新居は駅からちょっと遠くて大きな道路に面していて車の騒音がうるさくて目の前にビルがあって空が半分しか見えなくて極めつけは部屋番号が404号室ですが、けっこう気に入っています。どんなところでも、私のお城ですからね★
(部屋番号のことを、会社のと〜っても美人でかわいい上司Sさんに話した時、『404?死ね!オラ!死ね!だね★ おぼえやす〜い★』と、ありがたい語呂合わせをちょうだいいたしました。Sさんありがとうございます!!)

ひとり暮らしをはじめて3週間たちますが、寂しいと思ったのは最初の1日だけで、今はすっかりひとりの生活にも慣れました。とはいえやはり何かペットがいたらかわいいだろうなあ〜などという夢も捨てきれず、同僚のMに相談してみました。

ひろみ「ねえM。ウサギ飼いたい。」
M「・・・ウサギってなんでも噛むよ。やめたほうがいいね。」
ひろみ「じゃあフェレット。」
M「なつかないよ。」
ひろみ「じゃあハムスター?」
M「すぐ死ぬよ」
ひろみ「ん〜〜〜」
M「ていうかさ、キミにペットの世話は無理だよ。」
ひろみ「失礼なっ!できるもん!」
M「や、絶対無理無理。ペットがかわいそう。」
ひろみ「え〜〜じゃあ何なら私でも飼える?」
M「ん〜〜・・・マリモ。

マリモってペットなの?どうやってかわいがればいいの?話し掛けたり転がしたり??そもそもマリモってなんなの?動物?植物?魚?いや、毬の形をした藻だからマリモっていうんだよな、ってことは藻か。藻だ。M・・・私に藻を飼えと!??

と、その時は憤慨していたのですが、日に日になぜかだんだんマリモが欲しくなってきてしまい、今や頭の中はマリモのことでいっぱい。ついにMに引っ越し祝いにマリモが欲しいと告げるほどにマリモマジックにかかってしまいました。M、よろしくね!!

マリモって大きくなるのかしら・・・エサはプランクトンかしら・・・うふふ、楽しみ・・・

なんだか逆に教会の鐘が遠のいていっている感も否めませんが、とりあえずひとり暮らしライフを楽しみたいと思います!


●2.5

おひさしぶりです。
最近、とあるお仕事のために大量に絵を描いていて酸欠状態のさとうひろみです。なんと28日間で31枚の絵を描くという1日1枚描いても間に合わないじゃないか責任者出てこい!なグレートスケジュール!(責任者さんもしここ見てたらすみません。冗談ですから!)というわけで今月だけは会社の皆さんに御協力いただいて、早引きさせてもらったり週一でお休みをもらったりしてなんとか頑張ろうと思っています。(会社の皆様本当にありがとうございます!)スケジュールは過密ですが、すごく楽しいです。他に用さえ無ければず〜っと絵を描いていたい!とつくづく思います。このお仕事は4月あたりに発表できると思いますので、どうぞその時には見てやってください。よろしくお願いします。

まったくそれとは違う話しなのですが、ひとつ御報告が!
ついに2005年の私のウハウハ企画第1弾がスタートしました!
もうすっごく嬉しいのですが、white-eggsと相互リンクを貼っていただいている、私の唯一日参しているサイト「無名小説」の白井明大さんと一緒に作品を創ることになったんです!キャ〜〜☆★☆
私は白井さんの、詩にしても物語りにしても、ものすごく大好きで、毎日毎日、それはもうストーカーのように、ウェブサイト警察があったとしたら捕まっちゃうんじゃないか!?と思うくらいサイトに通いつめています。とにかく大ファンで、将来、白井さんの出す本には絶対に私が絵をつけるんだ!!と夜な夜な白井さんの家の方角に向かってテレパシーを送っていたら(怖いよ)ついにテレパシーが届いたのか、なんと去年の年末に白井さんからお誘いのメールが!!いや〜送ってみるもんですねテレパシー。(口で言え)そりゃもう即答でOKですよ!第一印象から決めてました☆ですよ。(古いよ)こんなに早く夢が叶ってしまうなんてもうすぐ私死ぬのかしら?なんて思いながら、先日、はじめて実物の白井さんと御会いすることになったのです。
私の想像していた白井さん像は、とにかく物腰がやわらかく、優しく、素晴らしい人格の持ち主で、ひょっとして「神に最も近い男」星闘士星矢のシャカか!?)なのではないか!?と、なかばちょっとした恐れもいだきつつ渋谷の待ち合わせ場所でナマ白井さんを発見。近付いていくとさっきまで降っていた雨が雪へと変わったではないですか。さすが神に最も近い男!!山下達郎もビックリの演出(偶然だろ)に軽くめまいを感じつつ「こんにちは」と声をかけると、やや緊張気味に「はじめまして」と丁寧に挨拶をしてくれる白井さん。想像通りの好青年ぶり。

白井さん「それじゃ、行きましょうか・・・。打ち合わせに使えそうな、静かな喫茶店を色々さがしてたんですが、知り合いのデザイナーに聞いてみたら、ここがいいんじゃないかって。」

と、静かな語調でおもむろにポケットから取り出したインターネットからのプリントアウトを指差しながら驚愕の喫茶店名を口にした。

白井さん「・・この喫茶店です。『名曲喫茶・ライオン』。」

め、名曲!!??しかもライオン!?
なんですかそのものすごく昭和な、いや大正と言っても過言ではない浪漫な響きは!??本当にそんな素敵な喫茶店が渋谷にあるのですか!?

ひろみ「・・・なんだかすごい名前ですね・・。」
白井さん「ですよね・・・どうも昭和元年に作られた歴史あるお店みたいですよ。」

若干不安そうな白井さんの後を、否が応にも高まる期待に胸はちきれんばかりの私が喜々としてついていく。渋谷の繁華街から少し曲がったやや薄暗く上り坂になった小道の上に、車のプジョーのマークのようなライオンの看板が見えた。あれだ。

白井さん「・・・やっぱりここ、やめましょうか・・・」
ひろみ「えっ!そんな!ちょっと行ってみましょうよ!」

こんなおいしいネタを逃してたまるものかと、白井さんを追い越してライオンに近付く私。昭和感満載の店がまえ。西洋の建築を意識した石の壁にツタが這い、窓は店内の様子をまったく見せない黒っぽいステンドグラス。誰も人が住んでいなければ夏ごとに稲川潤二が取材に来ちゃうんじゃないの?と余計な心配までしたくなる雰囲気をかもし出している。
店の中はどうなっているのだろう?と興味津々で入り口の窓からのぞくと、店内は薄暗いを通りこして青暗い。外はお昼の3時半なのに、この店の中だけは時空を超えて、いつも昭和初期の夜の時間が流れているかのようだ。

白井さん「やめましょう。」(←固い決意をにじませた表情で)

本当は是非はいってみたかったのだが、うっかり時空を超えて過去の両親にバッタリでくわしたりしてそのせいで過去が変わって私の存在が消えたりしたら厄介なので、ここは素直に白井さんに従った。とはいえ、名残惜しそうにライオンの店を携帯カメラで撮りまくっていた私の姿を見て、白井さんは若干引きぎみだった・・・。

結局ふつうのファミレスに入った私たちだったが、ライオン事件のおかげか、初対面の緊張もほぐれ、お互いのこと、今後の活動のこと、色々とお話をすることができた。いつも男性と話す時は極度の緊張&邪念があいまって本気で救急車を呼びたくなる私だが、白井さんはすでにご結婚されているので、その点、邪念がゼロになり、かなり素の自分に近い状態でお話が出来たと思う。(いつもどんだけ邪念があるんだ)
人と話していると「自分ってこんなこと考えてたんだー」って気づけたりして面白いですね。白井さんの詩がすごく好きだっていうことを、直接伝えられて嬉しかったですし。(でも白井さんの詩の良さを、私の貧弱な言葉では表現しきれなくて、うまく気持ちが伝えられなかった気もしてちょっとはがゆかったです)白井さんとお話していて本当に楽しかったです。調子にのるとすぐに羽目をはずして失言暴言オンパレードになる私なので、白井さんに愛想を尽かされないように気をつけないと!白井さん、どうぞこれから末永くよろしくお願いします。

時間をかけて、大切に、楽しみながら育てていきたい企画です。みなさんに御報告できる日を楽しみに頑張ります!


話かわりますが、友人に借りて読んだ「ハウルの動く城」の原作本。すっごい面白かったです!!ハウル、惚れた!!私に魔法をかけて!!私もこきつかって!!って感じですよ。
アニメはまだ見てないんです。ストーリーは原作とかなり違うらしいんですが、是非見てみたいです。



●1.15

だいぶ遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
2005年、なんだかすごい年になりそうです。まだ発表できる段階ではないので言えないのですが、色々いくつかのことが動き出しています。年明け早々、忙しくなってしまってびっくりなのですが、とても楽しいです。生きてるって感じがします。
ちなみに今年のおみくじは大吉でした!!「冬の枯れ木に花が咲く」と書いてありました。今までのひろみちゃんは冬の枯れ木だったんだねという周囲からのつっこみなど聞こえないくらい嬉しかったです。2005年、花咲かせます!

2005年の私のテーマは「自立」そして「若返り」。
なぜ「若返り」なのかと言いますと、最近ショックなことが重なったからです。
年始に、兄の知り合いがいる福岡に遊びに行った時のことなのですが、全くの初対面の兄の知り合いのそのまた知り合いだというおじさんに「佐藤君のお姉さんはおいくつなんですか?」と面頭むかって聞かれたのです。わたし、妹ですよ?26歳の乙女がですよ、まさか30歳になる兄のお姉さん扱いされる、この気持ちおわかりいただけますでしょうか??
しかも悲劇はこれだけにとどまりませんでした。去年の日記にも登場した、スピーカーを股にはさみながら私と電話という荒技(と書いてセクハラと読む)をなしとげた某印刷会社の営業のSさん。彼が年始の挨拶に私の会社にやってきた時のことでした。話題が何故かお互いの年齢のことになり、Sさんは49歳だということが判明。「さとうさんはいくつだっけ?」と聞かれたので「え〜いくつに見えますか?」と聞いたら「んと、30?」とサラっと答えられてしまいました。ショックのあまり半泣きで会社のみんなにこの話をしたら、M先輩に「男性が女性の年齢を当てる時って、実際に思った年より3歳若く言うのが普通だから、Sさんにはひろみちゃんが33歳に見えたってことだね★」と笑顔で追い討ちをかけられました。
そんなことがありまして、今年のテーマは「若返り」ということになりました。
そういえば、会社のみんなの前で「今年のテーマは自立と若返りなんです」と発表したら、ちょうどその時に会社に短期バイトに来ていたハーフの男の子(←いちおう日本育ちだが難しい日本語はあまりわからない)が、自立の意味がわからなかったらしく、「『じりつ』ってダイエットって意味ですか?」と、屈託のない笑顔で大失言をかましてくれました。それは私にやせろと言いたいのか!?と、怒ろうかと思ったのですが、天使のようなその微笑みに何も言えなくなってしまいました。(←欧米系ハーフの男の子に弱い)


トップにも書きましたが、ひさびさに絵のお仕事の報告です。
DHC化粧品の会員向けの小冊子「オリーブ倶楽部」2月号の巻頭特集のイラストを描かせていただきました。(御担当Sさん、ありがとうございます!)オリーブの木、オリーブオイル等にまつわるイラストを、ギリシャ神話の1場面や、古代エジプトのクレオパトラ等、色々と描かせていただきました。DHC会員の方、是非是非ご覧になってみてください!


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